気ままな日記
2007-11-14 なるほどわかる世界遺産「仁和寺」
なるほどわかる世界遺産「仁和寺」
京都リビング新聞社の企画「なるほどわかる世界遺産」で仁和寺が取り上げられた。
近所に住みながらよくわかっていない事もありいい機会なのでお勉強にと参加してみました。
なるほど説明をお聞きすると興味深いお話ばかりです。
門跡寺院の始まりであること。
かつては広大な寺域で北は大内山から南は双ケ丘まで4km、東は衣笠山から西は広沢の池まで8kmもあったこと。応仁の乱で西軍の陣となり一夜で焼き払われてしまったこと。
京都御所紫宸殿の材料をリサイクルして再建された金堂は現存する最古の御所様式だということ。
興味深かったのは13歳で出家した第三十世門跡純仁法親王は復飾を命じられ戊辰戦争の征討総督に任じられ仁和寺宮親王となり東伏見宮、小松宮と名前は変わりますが明治維新に大きく関り明治政府でも活躍されたそうですがそれ以降仁和寺での門跡は途絶えたのだということ。
最後にお寺の名宝を収めた霊宝館に入りましたがこちらは真言密教の世界でちょっと難しかった。
宸殿のお庭は紅葉がはじまっていてちょうどいいタイミングでした。