気ままな日記
2009-01-29 京都維新を語る会
京都維新を語る会
一月の例会は維新の立役者桂小五郎のちの木戸孝允旧邸での新年会でした。
鴨川をはさんで東山を望むひっそりした一角で、明治10年にここで病気療養中の木戸公を明治天皇がお見舞いされましがその年の5月に亡くなっています。
敷地内にあるだるま堂には長男木戸忠太郎さんがコレクションされただるまが収納されていてその数約3万個といわれています。なかでも鳩山一郎がモデルといわれるひげとめがねのだるまがユニークです。
当時の玩具なども何点かありましたがそのすべてがだるまにまつわるものでした。
会員さんが所有されている禁門の変で京の町の大半が焼けたという「どんどん焼け」の様子が画かれた貴重な巻物も拝見できました。
帰りはそのまま北へ進み丸太町を越えて東三本木通りへ。
ここは木戸公の奥さん木戸松子さんが幾松として芸妓に出た吉田屋などの名残の地です。
木戸と幾松が正式に結婚したのは明治3年といわれていますので僅か六年余りの歳月だったのですね。
二月の例会は8日(日曜日)
実説・京都維新の女たちですからきっと幾松さんも登場されるでしょう、楽しみです。