気ままな日記
2016-12-28 観光列車「花嫁のれん」
観光列車「花嫁のれん」
日曜日は今年最後の能登行き。
いつもの和倉温泉直通サンダーバードに乗り遅れてしまい再予約すると金沢乗り換えでそれは観光列車「花嫁のれん」でした。
JR西日本が昨年から七尾線(金沢〜和倉温泉)で運行している列車ですが曜日が限られしかも1日2往復なので切符がなかなか取れませんでした。
今回は直前で運よく空きがあって初乗です。
車内は金沢金箔や輪島塗りを表現した装飾があってとても豪華な雰囲気です。
物販スペースもあり沿線にゆかりのあるソフトドリンク、アルコール、お菓子、珍味、伝統工芸品、オリジナルグッズなどが販売されています。
また土日には金沢以北の13市町が伝統芸能の披露や地元産品の試食・販売などの地域色豊かなイベントをされているようです。
昔の雷鳥には食堂車があってゆっくりできましたし、サンダーバードには最近まで車内販売がありましたが今はどれもありませんからこれはいいですね。
気に入ったのは座席がシンプルで座りやすく1時間あまりの乗車には快適です。
それとトイレが広くて綺麗で気持ちがいい。
サンダーバードでは座席はゆったりですがトイレはグリーン車でも旧型車両は狭くて汚く、たまに乗り合わす新型でもいくらかは綺麗になってますが相変わらず狭くてとても褒められたものではないです。
その点この列車はRの掛かったしゃれた自動ドアで中も広くて障害のある人にも使いやすくなっています。
そもそも「花嫁のれん」ですが幕末から明治にかけて加賀藩の領地である能登、加賀、越中で始まり今に伝わる婚礼の風習だとか。
でも田舎では子供の頃見た事が無くて弟の結婚式で初めてお目にかかった記憶があります。
嫁入りの際に持参した家紋入りの暖簾を仏間の入り口に掛けてそれをくぐって嫁ぎ先のご先祖にお参りをし、そこから婚礼の儀式が始まります。
七尾市には(花嫁のれん館)があります。
手痛い出費でしたが一度は乗りたかったので思いがけずいい体験が出来ました。
何事もポジティブ思考で・・・・ですね。
(観光列車花嫁のれん)JRおでかけネットより